『沙也可──義に生きた降倭の将』
江宮隆之著
秀吉の朝鮮出兵が招いた凄惨な戦いの中で、祖国を捨て、朝鮮の民とともに生きる道を選んだ鈴木孫次郎と雑賀衆の姿を描く感動の大河小説!!
司馬遼太郎『街道をゆく』の「韓のくに紀行」で紹介された“沙也可”が甦る。
16世紀末期、壬申丁酉倭乱(イムジン・チョンユウウェラン)=豊臣秀吉の朝鮮出兵により凄惨な侵略戦争が繰り広げられ、日本と韓国の間には拭いがたい憎しみと恨みが刻み込まれた。しかし、混迷を続ける戦いの中で、この戦の意味を疑い、民族の狭間で苦悩し、ついに日本を捨てて朝鮮の民とともに生きることを選んだ人々がいた。
その名は「沙也可」。
その実在した人物の日本の名は諸説あるが、その戦功により賜った名は「金忠善」。貴族(両班)に列せられ、その子孫は、今も尚、韓国大邱の近郊「友鹿里」の地で脈々と生き続けている・・・
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沙也可(金忠善)を祭る鹿洞書院 韓国大邱広域市友鹿里 |
本書の内容
序 章 抹殺
第一章 雑賀衆
第二章 唐武陣
第三章 美しい朝の国
第四章 漢城陥落
第五章 李舜臣
第六章 明軍動く
第七章 梅北の乱
第八章 離反
第九章 友鹿洞
終 章 復活